【Illustrator・基礎】グラデーションツール3種の違い
- 2019.10.15
- Design

Illustrator(以下、イラレ)のグラデーションツールを使ってみましょう!
今回は基礎的な使い方としてイラレでできる、3種のグラデーション方法を紹介します。
イラレでは3種のグラデーションが作れる
「線形グラデーション」「円形グラデーション」「フリーグラデーション」
イラレでは3つのグラデーションが作成できます。
わかりやすく表現すればこんな感じ。

グラデーションを使えば立体感や奥行きを出せたり、独自のカラー表現ができたりします。
3種類の使い方を覚えて、表現の幅を広げてみましょう!
グラデーションツールの使い方
今回は正方形にグラデーションをつけたいと思います。
キャンパス上に正方形を作成し、「ウィンドウ」>「グラデーション」(Ctrl+F9)でグラデーションツールを開きます。
(ショートカットキーはWindowsでのショートカットになります)

これで準備は完了です。
線形グラデーション
①グラデーションをかけたいオブジェクトを選択状態に。
②「塗り」になっていることを確認(今回は塗りの部分にグラデーションをかけるため)
③グラデーションツールの「線形グラデーション」をクリック
すると、グラデーションがかかります。

ここからグラデーションの色を変更します。
①グラデーションスライダーをダブルクリック
②カラーを調整

両端のグラデーションスライダーに色を設定するとこんな感じに。

グラデーションスライダーや角度を調整すれば、グラデーション位置や角度の調整ができます。


もっとグラデーションの色を増やしたい場合は、グラデーションスライダーの下(任意の場所)をクリックすると〇が増えるので、増えた〇の位置や色を調整すればOK!

円形グラデーション
線形グラデーションと同様に、オブジェクトを選択状態にし、「塗り」になっていることを確認します。
次に、グラデーションツールの「円形グラデーション」をクリックすると、円形のグラデーションがかかります。

色の付け方やグラデーション位置等の変更については「線形グラデーション」と同じように「グラデーションスライダー」を調整してください。
(線形グラデーションを参照)

フリーグラデーション
名前の通り、フリー(自由)な感じでグラデーションがつけられます。
①グラデーションツールの「フリーグラデーション」をクリック
②オブジェクト上に〇印がでてくるので、ダブルクリックして色を変更

グラデーションの位置は〇印をドラッグアンドドロップで移動させると好みの位置に調節できます。

この〇印をオブジェクトの外に移動させればグラデーションの色を削除できます。
また、色を足したい場合は、オブジェクト上の任意の場所をクリックすれば〇印を増やすこともできるのでたくさんの色を混ぜ合わせることも可能に。
これだけ色を足しても、ちゃんとグラデーション処理してくれるイラレってすごい。
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